最近ウクライナ軍の将校がノルドストリームを破壊したのは自分たちでジレンスキー大統領には内緒でやったとドイツの新聞に証言している。
こんなデタラメをよくもシュピーゲル社はまことしやかに載せたものだ。
ウクライナは海は黒海だけに面している。兵隊のほとんどが陸軍で海軍は申し訳程度の艦艇しかない。ウクライナ戦争後黒海の制海権はロシアに実質握られている。
そもそもウクライナ人は泳げる人がどれだけいるかさえも疑問だ。ウクライナはアメリカ、イギリス、日本のような海洋国家とは違って内陸国家だ。
そんなウクライナ海軍はスペインのジブラルタル海峡を渡って北海までいく余裕などないし100メートル以上の海面下の爆破作業さえできないはずだ。
一方ドイツ人も陸の民族だから海底100メートルまで潜って爆薬を仕掛けるのがどれだけ大変な作業か分かっていない。
第二次大戦でもドイツの戦車部隊は戦力だったが、海軍は戦艦ビスマルクと潜水艦ぐらいで日本の大和や赤城のような大型戦艦や大型空母を持っていなかった。
ドイツもウクライナと同様に北海にしか面しておらず海軍は大したことはない。両者は共に海は素人だ。
海の恐ろしさと危険を知らないウクライナ人とドイツ人が仕立てた夢物語だ。
ノルドストリームを破壊したのは利害関係からしても破壊能力からしてもシーモア・ハーシュ記者がすっぱ抜いた通りアメリカと考えるのが妥当だ。
ドイツのショルツ首相もその事実を知っていると私は見ている。ドイツの所有物を同盟国のアメリカが破壊したのだ。もしこれが事実であることが明らかになればドイツ国民は怒り狂うしNATO同盟も大きな亀裂が入るだろう。
今回の話はバイデン政権がウクライナ支援を継続する条件としてジレンスキー大統領にウクライナが泥を被れと要求したのだと考える。ジレンスキーの部下が勝手にやったことにすればなんとかドイツ国民を誤魔化すことが出来て、アメリカ、ドイツ、ウクライナの関係は壊れないと見たのだろう。
2023年11月15日