ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

ショルツ独首相は売国奴のようだ。

 ロシアから欧州に天然ガスを供給するノルドストリームが爆破された犯人はアメリカ以外に考えられない。

 バイデン大統領はロシアの仕業だとしているが、ロシアがガスパイプラインを破壊する理由はない。

 ロシアがガス供給を止めたいならばロシア国内のガス田のバルブを閉めればいい話だ。パイプラインを破壊してガス供給を止めるよりもバルブを開くか閉めるかができる状態に置いておけば外交手段に使える。

 ノルドストリームを破壊すればロシアから欧州につながる別のウクライナを通るガスパイプラインの重要性が増すのでウクライナにはメリットはある。しかしウクライナがわざわざ北海まで破壊活動をしに行く余裕はないだろうし、ウクライナには海面下100メートルに爆薬を仕掛ける能力はない。

 常識的に考えて犯人はアメリカ、あるいはアメリカとその同盟国しかない。

 先週ドイツのショルツ首相はバイデン大統領に招かれて会議が持たれた。記者会見はなく共同声明も出されていない。側近も席を外して80分会議を二人だけでやったのはシーモア・ハーシュ記者が言うように隠蔽の相談しかないだろう。

 数か月前にシーモア・ハーシュ記者はノルドストリーム破壊はアメリカとノルウェーの仕業であるとすっぱ抜いたが、彼が言うように今回の米独会議はバイデン大統領がショルツ首相に自分たちがやったことをゲロし、秘密にしてほしいと頼んだのだろう。 

 ノルドストリームはドイツの資産だ。その資産を同盟国であるアメリカが破壊したのだ。

 エネルギー価格は高騰しこの冬ドイツ国民は暖房費を節約しドイツ企業は操業停止に追い込まれた。

 そのアメリカを国民の了解なしに許ししかも隠蔽するショルツ首相の罪は重い。

 メルケル元首相は戦後ドイツを破滅追い込むとんでもないリーダーだと繰り返しこのブログで非難してきたが、ショルツ首相も国民に嘘をつく卑劣なリーダーのようだ。

 もし犯人が本当にアメリカだったらの話だが、だがたぶんそうだろう。

2023年4月1日