ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

ウクライナ戦争を再度予想する、2023年8月、開戦1年半。

 8月24日でウクライナ戦争開始1年半になる。

 戦争開始後1年目2023年2月24日から数回のブログでウクライナ戦争を予想した。

 4つの基本的な予想をしたのだが、すべて当たっている。

 特に当時ウクライナが春から大反撃に出ると専門家は予想していたが彼らの予想は外れ私の予想が当たった。

 個々に4つの予想とその振り返りをしてみる。

 

予想1.ウクライナは負ける:

「負ける」とはウクライナはロシアに奪われた5州を取り戻せないと言う予想だった。

当時ドイツ製レオパルド戦車やF16戦闘機が供与される、春には大規模な反転攻勢がなされると専門家は予想していた。私は高度な兵器はウクライナ兵が扱えない、また兵力、戦意、でウクライナはロシアに劣っているので勝てる訳がないとした。そして反転攻勢はないかあったとしても限られたものになると断言した。

その後要衝バフムトがロシア側に陥落し、春に反転攻勢はなく夏の反転攻勢はあったがウクライナは目立った都市を奪還していない。夏はあと1か月以内に終わる。

 

予想2.アメリカ、ウクライナは奇策に出る:

ウクライナの敗色がはっきりしてくるとウクライナ側は思いきった策を取るかもしれないとした。アメリカの核の使用、ロシア本土への攻撃、ロシア本土へのテロ、プーチ○大統領暗○あるいはクーデター、があると予想した。

クレムリン無人機で攻撃し、クリミア大橋を無人艇で攻撃し、サボリージャ原発に爆薬を仕掛け、ダムは破壊した。すべてをウクライナ政府は認めていないが、すべてはロシアあるいはロシア系住民たちが被害者になっている。さらにウクライナは禁じ手のクラスター爆弾使用を決めた。

 

予想3.2025年初めまで戦争は続く:

アメリカ大統領選挙共和党候補が勝つまで戦争は継続するとした。

今も戦争は続いていて停戦の気配はない。アメリカ大統領選の共和党候補トランプ氏は大統領になったら即時停戦させると言っている。

 

予想4.突然のウクライナ敗北の停戦はあり得る:

戦争を継続したいのはジレンスキーとバイデンだけになる、二人が決断し停戦を望むなら停戦はあり得るとした。

NATOアメリカ軍内部では戦争継続反対の意見が強くなり戦争継続を望んでいるのはジレンスキーとバイデンだけになりつつある。二人は戦争継続を望んでいるので停戦の道程には至っていない。

 

さて戦争開始1年半を迎えるのでこれに加えてのいくつかの予想をしてみたい。次回は「予想5.ロシアは分割されることはない。」を述べることにする。

2023年8月5日