何やら分かりにくいと思うが、世界の政治経済でユダヤ人が陰で大きな力を持って動いているというようなユダヤ陰謀論はまやかしであるとする意見が多い。
ユーチューブではアメリカの政治経済社会は力のあるユダヤ人によって動かされていて、裏でアメリカ政府を動かすディープステイト(闇の政府)はユダヤ人が多いというようなことが話されている。
一方でユダヤ人がアメリカや世界の政治経済を動かしているなどというのはユダヤ陰謀論であり全くのデタラメだという意見もある。
左翼からだけでなく保守の論陣の中にもユダヤ陰謀論を否定する人たちは多い。
だが、ユダヤ人が国際政治経済社会で一定の強力な力を持っていることは明らかだ。
ユダヤ人の力が組織的な影の政府やグループに基づくものかはわからない、しかし全く影響力がないというのはおかしい。
ユダヤ人たちは自分たちが大きな力をもっていてそれが世間に知れると反発を招くことになる。過去に多くの国で差別され弾圧され追放されてきた。それを避けるためにできるだけ目立たないようにしているのだと私は考えている。力をできるだけ目立たないようにするためにユダヤの陰謀を否定するようにしているのだろう。
アメリカの外交は明らかにユダヤ人に影響されている。イスラエルを絶えず支持する外交姿勢だけ見ても明らかだ。
我々日本人は学校の世界史でユダヤ人の存在について簡単に学ぶ。2000年以上前のユダヤ教の発祥、バビロンの幽閉、ドイツにおけるユダヤ人迫害、戦後のイスラエル建国、程度だ。だが今世界でどのような存在であるかまでは知ることはない。
我々日本人はユダヤ陰謀論の皇帝否定をするまえにもう少しユダヤ人について学習しないといけない。
2024年4月19日