ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

「落ちてくるナイフは網で拾え」

 相場の言葉に「落ちてくるナイフは拾うな」という言葉がある。

 コロナウイルスでパニックに陥っている今の株式市場のように毎日株価が下がる状況で、今日大幅安になって買ったとしてもまた明日さらに下がって損をしていしまう。株式が暴落しているときに買うな暴落が落ち着いてから買えという格言だ。

 確かに今のように毎日3%以上暴落するときに株式を買うタイミングを見つけるのは難しい。

 また株価が上がりだす時は景気が回復しだしている時でサラリーマンなどしている場合本業の仕事が忙しくなっていてついつい買うチャンスを逃してしまう。新型コロナウイルスが過ぎ去ったあと需要が猛烈に回復してしまって毎日残業続きで株価を見る時間などないかもしれない。

 そこでドルコスト方式の日本株式、海外株式の2種類を今後6か月に渡り投資してみてはどうだろうか。日本株式も海外株式もこれから6か月さらに暴落するか低迷するかだろう。6か月すれば新型コロナウイルスの治療薬などもでて出てくるし、各国の経済政策の効果も出てくる。米国は12月に大統領選挙なので何がなんでも経済を活性化させる。

 この方式であれば最安値で購入することはできないにしてもおおよそこれから低迷する6か月の株式を拾うことができる。今日買って明日さらに安くなって大損するを緩和できるし、株式が上がるときに買いそびれるということも避けられる。

 落ちてくるナイフはタイミングさえ間違わなければ拾った方がいい。それにはドルコスト方式でやんわりと受け止めるのがいいと。「落ちてくるナイフは網で拾え」だ。

2020年3月9日

投資はあくまでもご自身の判断とリスクでお願いします