ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

合理的なイスラム教:変なものを食べるな、汚いもの手で食べるな!

 イスラム教は一日に何度もお祈りをする、妻を四人まで持てる、豚肉を食べない、右手で食事をする、ぐらいしか日本人には知られていない。

 イスラム教はサウジアラビアイラク、シリア、などアラブ諸国の乾燥地域、マレーシア、インドネシアのような熱帯地域に広がっている。

 いずれも暑い国で自然環境は厳しいので定期的にお祈りをすることで仕事を中断し生活にリズムを付けることは合理的なのだろう。

 またイスラム教が広がった7世紀ヨーロッパ人は手づかみで食べいて、フォーク、ナイフ、スプーンを使うようになったのは16世紀になってからだ。そのことを考えると右手で食事をして左手で用を足すイスラムの教えは当時画期的な衛生手段だったのだ。

 豚肉を食べないというのも病原菌や回虫を持っている豚をしかも高温な環境で食べるのは危険なので禁じたのだろう。イスラム教は豚肉だけでなく酒はだめだし、犬、猫、へび、ネズミも食べてはいけない。

 さてSARSにしろ新型コロナウイルスにしろ中国の海鮮市場の食用の野生動物から人間に伝染したとされている(生物兵器説もあるが)。

 人の食べるものをとやかく言うのはいけないことなのかもしれない。だがこれだけ世界が混乱していることを考えればイスラム教のように食べてはいけないものを少しは考えてもらっていいのではないか。

 さもないと第三第四のSARS新型コロナウイルスが出てくることになる。

2020年3月7日