ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

コロナウイルス、今後半年が株の仕込み時

 3月2日のブログで学校休校により日本は感染者数ワースト順位を下げ世界の信頼を取り戻し円高になると述べた。

 3月2日日本は中国、韓国、イラン、イタリアにつく5位であったが、本日朝の時点でドイツ、フランスに抜かれ7位だ。数日の間に米国、スペインにも抜かれるだろう。

 株式は暴落し債権は暴騰している。先に紹介した米国30年債金利は1.4%台と史上最低となっている。人々は狂乱状態で株を売り債権を買っている。

 安全通貨の円は106円台と円高になっていて、4日前の予想はすべて的中した。

 

 コロナウイルスは数か月は蔓延するだろう。効果的な治療薬が広く使われるようになるには数か月から1年かかる。その間に世界のサプライチェーンはズタズタになり買い控えで消費は落ちる。そのことを考えると株式市場がすぐに回復するとは考えにくい。

 だが一方で人類はいくつもの伝染病に対処してきた。治療薬の見込みが数か月以内に出てくるだろうし、北半球の気温が上がれば重症患者は減るかもしれない。

 また2020年12月は大統領選挙でトランプ政権としては何としても景気はよくしておかないとけない。おそらく大胆な金融政策、減税、財政投資をするに違いない。日本政府も大胆な財政投資をせざるを得ないし、消費税減税も国民から強く支持されるはずだ。

 そしてもっとも重要な事実は世界には低金利の行き場のない資金があふれている。

 半年間株式が低迷することを考え、6か月間のドルコスト方式での日米株式購入は面白いと考える。2020年3月6日

 

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