ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

資産分割、大きく四分割

 「同じ籠にたまごを入れるな」という資産運用の諺がある。

 同じ籠にたまごを入れておくと落とした時に全部割れてしまうように、お金も同じ資産にしておくと大損をすることがあるということだ。

 ある会社の株式だけに投資しておくと突然その会社が倒産して資産がゼロになることがあるし、銀行預金だけだとインフレ時に目減りが大きくなる。

 これを防ぐために銀行預金、株式、債券、などに分散して投資しておくといいということだ。

 ではどのように分ければいいかと言えば海外と国内を半々、株式と債券を半々。つまり国内債券25%、国内株式25%、海外債券25%、海外株式25%の四分割だ。

 具体的に言うと以下の通り。

・国内債券は銀行預金、わざわざ国債を購入する必要はないと考える。

・国内株式は日経インデックス225(ブログ2月16日参照)。

・海外債券は米国長期国債(ブログ3月1日参照)または投資信託

・海外株式は投資信託

 日本人は銀行預金がほとんどという人が多いので銀行預金以外に資産の75%をも投資するのは抵抗があると思う。

 サラリーマンは日本円で毎月収入があって銀行預金を増やすことができる。つまり国内債券の銀行預金25%は家計が黒字ならば絶えず増えていく。よって銀行預金以外が75%は多いことはない、という考え方ができる。だがなかなかこの考えを受け入れるのは難しい。

 そこで国内株式、海外債券、海外株式に例えば積み立て方式で毎月1万円、合計3万円から始めることを提案したい。やっているうちにリスクが理解でき許容範囲も決めて増額できるものと思う。

 割合は都度変更していくとしてまずは国内債券、国内株式、海外債券、海外株式を四分割することをイメージしていくのがよい。

2020年3月21日

投資はご自身のリスクと判断でお願いします。