ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

コロナウイルス 予測その3

 先のコロナウイルス予測その2(3月14日)で日本は感染者数ワースト順位を下げ株価はコロナウイルスの感染拡大と各国政府の経済対策で乱高下すると予測した。

 実際に予想通りジョーンズホプキンスのデータによると3月14日ワースト12位だったのが今日3月30日朝の段階でワースト29位まで順位を落としている。またダウはアップダウン激しく、日経平均株価も激しく乱高下している。

 また手前みそだがおよそ予想は当たったと言っていい。ただ暖かくなったら沈静化するという部分についてはまだ分からない、別のブログで説明したい。

 ふたたび今後の予想をしてみたい。

 世界の感染者数はさらに指数関数的に増えていくだろう(右肩上がりに急激に増える)。一方で世界各国は都市封鎖(日本の専門家が言うロックダウン)をしておりその効果が出てくるのは早くて3,4週間後だ。

 人々は日々の感染者数と死亡者数に動揺し恐怖は消し去られることはない。一方で世界各国はリーマンショック時以上の積極的な経済政策を打ち出していく。

 しかし人々が動揺して恐怖の中にいる間は経済政策が効果を出すことはないし、株式市場も大きな浮力を持つことはない。今後2週間引き続き株式市場は乱高下することになる。

 新型コロナウイルスは世界に蔓延し撲滅することは今や不可能と言っていい。ワクチンなど有効な薬が開発されるか、病気が蔓延してインフルエンザのように普通の病気として受け入れられることしかない。

 ワクチン開発には半年から2年が必要だ。また新型コロナウイルスが旧コロナウイルスやインフルエンザのような一般的な病気になるには2,3年かかることになる。

 この不安と恐怖がだらだらと続くことが人々にだんだん知れ渡ることになる。オリンピック開催の7月までに解決すると思っていたものがクリスマス、米国の大統領選挙までとなっているが、さらに延びることになる。

 この長い間世界は不安と恐怖を払拭できない。よって経済状況は長期に渡って低迷するだろうし、株式市場は思わしくないと予想する。

2020年3月30日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 手前みそだが一応予想は当たったと言っていいだろう。たまたま当たったのかもしれないが今後当たった時も外れた時も自分なりに客観的に正直に予想と結果について分析してみたいと思っている。