もしかすると日本だけが新型コロナウイルスをいち早く封じ込めるかもしれない。
4月10日日本政府が緊急事態宣言を出した。欧米とは違って強制力がない、あるいは損失への補償が明確でないなど問題点はあるものの、国民は受け入れており着実に実行に移している。
ジョンズホプキンス大学のデータによると4月14日14時20分世界の感染者数は190万人で死者数は119千人だ。その中で日本は感染者数7465人で世界24位、死者数143人で34位だ。
ここ数日日本は感染者数が増えていてワースト順位を上げているが、これはPCR検査数を増やしていることが原因だと思われる。
一方で人口1億人以上を考えれば死者数が34位というのは日本はよく頑張っていると言っていい。
今後PCR検査数は増えていくので感染者数はある程度増えていくだろう。また病院での院内感染が落ち着くまでの今後1週間程度は死者数もある程度増えると考えられる。
しかし国民は外出を控えており、外出するにしてもマスクや手洗い、シャワー風呂を徹底している日本は世界に先駆けて抑え込みに成功するだろう。
今週中に感染者数の頭打ちが明らかになり5月はじめには大幅に感染者数が減っているはずだ。そして5月中旬まで緊急事態宣言の中自粛を続ければ抑え込みに成功すると私は観ている。
世界各国は抑え込みに日本にょりも時間がかかるだろう。日本は世界から評価されるだろうが世界各国が封じ込めに時間がかかるので経済の回復は時間がかかる。
また日本はいったん抑えこんだとしても今年の冬、11月頃からの再発生に備えなくてはならない。
2020年4月14日