ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

新型コロナ悪人列伝 中西宏明経団連会長、ノブレス・オブリージュって知ってます?

 新型コロナ3大極悪人を麻生副首相、小池都知事、二階自民党幹事長だとし順番に悪事を書いていこうとしていて最初の麻生副首相で筆が止まっていた。

 一番の理由は今回の騒動で責められるべき政治家、専門家、マスコミ人、経済人は3人だけでなく無責任な大なり小なり悪人が次から次に出て来ていて極悪人3人をあげつらっただけではだめだと思いだしたからだ。

 中西宏明経団連会長、昨日のあなたの会見は最低としかいいようがない。

 まず最初に多くの国民が経済的に大変な目に合っている時に、にまにましながら会見に臨むなど言語道断、人の苦しみを全く分かっていない。

 私が非難している麻生副首相、小池都知事、二階自民党幹事長でさえ新型コロナウイルスについて語るときはニコリともせずに真剣な表情で会見している。

 そして最も許せないのは経団連会長としてノブレス・オブリージュ、社会的責任を果たしていないことだ。

 今経団連をはじめとした経済界がやらないといけないことは「雇用を守る」ということだ。

 経団連会長は企業に向かって

「不況ではあるが企業は雇用を守るように最大限努力すべきだ、雇用を守らないと失業者が増えてさらに景気は悪化し企業は自分で自分の首を絞めることになる、特に来年度の新卒採用は日本の将来のためにも企業は無理してもやるべきである。リーマンショックの時の失敗を繰り返してはいけない。」ぐらいのことはいえないのか。

 そもそも経団連の圧力で派遣社員法が通り、外国人労働者受け入れ拡大が進んだ。いずれも企業には利益があったが一般の国民は賃金を抑えられる結果となっている。新型コロナウイルス前は日本企業は過去最大の内部留保をしていた、一方で賃金は30年間実質据え置いてきたのだ。

 経団連は30年間の日本国民所得が停滞した責任がある。

 中西経団連会長は誰でも分かっている話を多くのコロナウイルスが感染するリスクのある多くの記者がいる会場で言っていた。記者会見出席者の中で一番危険なのは74歳の中西会長ご自身だ。新型コロナウイルスは70歳以上だと10%以上の致死率だというデータもある。体に気を付けられるのがいい。

 そうそうブラジル大統領が言っている

「年寄りは引っ込んでろ!」

2020年5月12日