ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

日本の治安は世界最強の警察力によるもので民度によるものではない。

 日本人は日本の犯罪が海外に比べて少ない理由を日本人の民度が高いからだと信じているがそれは間違いだ。警察官が事件があっても簡単に発砲しないのは凶悪犯が少ないからだと思っているがそれも間違いだ。

 日本の治安がいいのは世界で一番強い警察官の力によるものだ。世界で一番強い警察の継続した抑止力で日本人は犯罪を起こさなくなったと考えるべきなのだ。

 日本人の民度が高いから悪いことをしないというのはお花畑的な考えだ。日本には暴力団などちょと気を緩めれば悪がはびこる現実を悪れてはならない。

 アメリカで犯罪を犯したアメリカ人男性を警官が足で踏みつけ取り押さえ、それが原因(死因について反論はあるようだが)で死亡した。これにより米国全土で暴動とデモが広がりトランプ大統領は政府軍の投入まで言い出した。物騒な話で日本は平和で良かったと思うのが日本人の思いかと思う。

 もし同じような事件が日本で起こったらどうなるか考えてみよう。まず犯人を日本の警察官は銃を使わずに取り押さえることができるだろう。警察官は柔道、剣道、逮捕術、柔剣道の有段者だ。

 今回の100キロもあろうかと思われるアメリカの警官と同じようにコンクリートの地面に押さえつけることができる。首を締めあげなくても手錠をかけることが可能だ。万が一それが難しくて首を絞めることになったとしても、どこまで絞めれば相手が致命傷を受けるかは警察学校で訓練を受けているので分かっている。

 日本の警察官は拳銃という最終兵器の使用は厳しく制限されているが、柔道、剣道、逮捕術、柔剣道など協力な通常兵器を備えているのだ。よってアメリカの警官のようにすぐに拳銃を抜く必要がない。

 時々街のおまわりさんに食ってかかっている酔っぱらいや若者を見ることがあるが、本当にやめておいた方がいい。本気になったら街のおまわりさんは強くて怖い。

 暴動が起こった場合アメリカは州兵を出すが、今回一部の民主党州知事が州兵を出すのを渋ったのでトランプ大統領は国軍を出すと言い出し問題となった。

 本来外国と戦う軍隊を国民と戦わせるのかという批判だが、州知事が州兵を出さないというのであればトランプ大統領にはその方法しか残されていない。批判されるべきは州兵を出すのを渋って治安の責任を放棄した州知事であってトランプ大統領ではない。米国のマスコミはともかく反トランプでなんでも批判しているのだと思う。

 同じ様に暴動と略奪が日本で起こったら自衛隊を出さずに警察力である機動隊を出すことができる。もちろん最終兵器である銃を撃つこともできるが、機動隊は過去ほとんど使ったことがない。機動隊は通常兵器である催涙ガスや盾、警棒を使って連隊でデモ隊や暴動者を鎮圧することができる。

 ほとんどの国民は機動隊が無茶苦茶強いことを知らない。私は機動隊のお兄さんやおじさんたちがどれだけ強いか知っている。

 最近はなくなったが50年前は本気で機動隊と学生が戦っていた時代があった。ひ弱な学生たちは全く勝ち目がなかったのだが、彼らは機動隊員のおなかが六つに割れていることを知らなかったのだと思う。

2020年6月7日