ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

ネオナチとユダヤが結託するウクライナ政府、などと言うと世界から非難されるかも

 今世界で一番の指導者とされているのはジレンスキー大統領だ。

 そして世界で最低者はプーチン大統領となっている。

 国際法を破ってウクライナに一方的に戦争を仕掛け、大勢のこどもや女性も含めた一般市民を殺害しているロシアはどんな理由があっても許されることはない。

 だがソ連崩壊後のロシアの経済復興に成功し軍事的にも客観的で冷徹な決断を繰り返してきたプーチン大統領が今回失敗したことは分析しないといけない。それは単に周りにイエスマンを揃えただけでないし、持病で決断力が鈍っただけでもない。

 ユダヤ人、アメリカ政府、反ロシアのウクライナ人、ネオナチが連携を取ってプーチンを嵌めたと私は考えている。

 ユダヤ人にとっての最大の災難はナチスドイツのホロコーストだった。一方でソ連でも大勢のユダヤ人が迫害を受けていた。ユダヤ人の最大の敵はナチスドイツであり、二番目はソ連であったと言っていい。

 プーチンは大スラブ民族国家の繁栄とソ連時代を思わせる大スラブ国家群を夢見ている。自らをソ連を引き継いだが後裔と考えているプーチンに対してユダヤ人が敵愾心を持って当然だ。

 ジレンスキー大統領はユダヤ人とは言われているがおそらく血が流れているだけで本人はほとんどユダヤ人である自覚はないと推測している。つまりユダヤ教を本気で信じていないユダヤ人であると思う。

 だがユダヤ人の影響力の強いアメリカはユダヤ人であるジレンスキーが大統領であることに共鳴し全面的に支持することになった。本人がユダヤ教を真面目に信じるユダヤ人であるかどうかはお構いなしだ。

 これに伝統的にロシア憎しの民主党がさらに後押しをし、アフガン紛争終結で武器の売上が下がる軍需産業がさらに戦争に導くよう圧力をかけたとみている。

 ジレンスキー大統領はあまり自覚のないユダヤ人なのでネオナチに対する嫌悪感はそれほど強くないのだろう。アゾフ大隊のようなネオナチをウクライナの私兵として利用することに大きな心理的抵抗はなかったのだ。

 結局プーチンの汎スラブ主義は、ネオナチ、ネオナチと組んだユダヤ人意識の薄い大統領、大統領がユダヤ人だとしてまとまった世界のユダヤ政治家や経済人、反ロシアが根強いアメリカ民主党、アフガン戦争後兵器ビジネスの市場を探していた米国兵器産業、親ロシアに反感を持っていた半分少しのウクライナ国民、などの強固な連携の前に失敗となりつつある。

2022年3月17日