ドラコの資産運用 織田俊夫

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ウクライナ戦争は2024年12月まで続く

 4月5日のブログで5月9日ロシアの第二次世界大戦勝利記念日までにロシアの敗北が決定すると述べた。 

 また4月17日昨日のブログではこの戦争は欧州諸国全く望んだものでなく、アメリカ民主党政権がプーチンを挑発したもので、欧州諸国にとって迷惑以外のなにものでもなく、ロシアとアメリカ(の一部)の闘いである、とも述べた。 

 そしてアメリカ民主党の最大の目的はロシアとプーチンを殲滅することにあると4月15日のブログで述べた。

 これらの前提で今後の戦況を考えてみることにする。

 アメリカ民主党は当初の目的を達成すべく最後まで突き進むことになる。

 つまりロシアをいかに疲弊させて二度と世界に影響力を与えないところまでつぶしにかかることになる。

 それには戦争が長期化しロシアが負け続けることが一番いい。下手に停戦をすると経済制裁を解かなくてはいけなくなるし、ただでさえ迷惑だと思っている欧州や日本が離反して制裁を弱めることも十分あり得る。

 トランプ政権時代は大きな戦争はほとんどしていなかった。唯一のアメリカの戦争であったアフガンは撤退を決めた。バイデン政権になってもアフガン撤退の方針は変わらずに実際に撤退した。これによってアメリカは武器を使用するところがなくなってしまった。ウクライナという戦場は米国の兵器産業にとって願ったりのお客さんだ。

 バイデン政権はジレンスキー政権が生き延びるための兵器を十分に提供するだろう。一方でロシアを駆逐するだけの大型兵器はわざと提供しないだろう。武器提供を調節してだらだらと半永久的に戦争を継続するようにする。

 一方ロシアはウクライナ東部やクリミア半島のロシア系住民の安全確保とネオナチの一掃については意地でもやるつもりでいてる。それはプーチン大義であって何万のロシア兵が犠牲になってもやらないと考えている。

 この間、ロシアは経済的に戦力的に疲弊し続ける。しかもジレンスキー政権の巧みな情報戦に一方的やられて国際的地位をさらに下げ続けることになる。

 そして結局ウクライナ戦争はバイデン政権が収束する2024年12月まで続くことになる。

 トランプあるいはそれ以外の共和党大統領が2024年12月に当選したらその時点でウクライナ戦争は収束に向かうことになる。

 トランプは早々にロシアとの間で手打ちをし、中国包囲網に専念するだろう。そしてフランス、ドイツはすぐにトランプの外交方針を支持するはずだ。

 もちろん子の予想は無事にバイデンまたは彼に代わる民主党候補が落選することが前提だ。

2022年4月18日