ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

コロナウイルスで年寄りは死なない。

新型コロナウイルスについての以下のクイズに答えてみてほしい。

二つの記述は正しいかどうか。

 

1.新型コロナウイルスに感染した場合の死亡率は1〜5%である。

2.新型コロナウイルスに60歳以上が感染すると死亡率は急激に上がる。

 

答えは二つとも間違いである。少なくとも7月の東京都においては間違いである。

2020年7月1日〜7月23日の間において約3800人の感染者が出ているが、死亡者は90歳代男性1名のみだ。つまり7月の死亡率は0.026%になる。感染確認後死亡に至るまで数日から2週間程度あるのが普通だがその分を考えても死亡率は0.1%を上回らないことになる。

今年の初め高齢者の死亡率が高いと報道され実際に高齢者の死亡率は高い結果となっていたが、東京都において7月の60歳代、70歳代、80歳代の死亡率は誰も死んでいないので0%になる。最近は若者だけでなく中高齢者の感染も増えていると報道されているが、7月は今のところ東京都では90歳代の男性一人を除いて誰も死んでいないのだ。

そんなことで安心していてはいけない、今後感染者が増えると高齢者がどんどんなくなっていくかもしれないとマスコミや専門家は警告を発するとは思うが、今一度事実を言えば東京都で7月に亡くなったのは感染者3800人に対して90歳代の男性1名なのだ。当初死亡率が1〜5%と何度も言ってきたマスコミや専門家はこの原因を説明しなくてはならない。

近所のおばさんの井戸端会議レベルの議論でで貴重な公共電波を使っているマスコミや専門家はよく反省をして私の質問に答えてほしい。

 

2020年7月24日