久しぶりに図書館で週刊誌TIMEを借りてきた。
この5,6年読んでいなかったのだが、最近英語に触れることもないので気になって数冊借りてきた。
若いころは英語の勉強によく使っていた。
うまいというか流れるような文章が好きだった。最初ある小さな象徴的な場面を描いて最終的に大きな社会問題に繋げて行ったり、ある人の短い発言から政治問題に広げていくなど巧みな文章だった。
いくら単語を覚えても必ず辞書で引かなくてはいけない単語が出てくる。難しい単語が並べられているのではなくてちょこっと知らない単語が出てくる。それが分からなくても記事の意味がおよそわかるが調べてみると意味がとより分かって面白かった。何冊読んでも結局分からない単語が出てきてて、一冊読むのに辞書はやはり必要だった。
今回驚いたのは内容がどうもかなり左翼的なように思える。それはTIMEが左翼に乗っ取られたのか、あるいは私がこの5,6年の間に保守化してしまったのかいずれかだ。
2019年TIME誌の「今年の人」に環境少女グレタ・トゥーンベリ氏を選んでいる。
彼女が環境問題で大きな影響を与えていることは事実だが、二酸化炭素が地球温暖化に影響しているかについては疑問が出されているし、そもそも学校に行かずに複雑な問題をただ叫んでいる彼女に批判は大きい。そんな彼女を「今年の人」に選ぶTIME誌は気が狂ったのではないかと思う。
GOTOキャンペーンに東京の我が家は外されているので、旅行に行かずにTIME誌をじっくり読んでみたいと思っている。
2020年7月27日