私はどうしてこのブログを始めたかについて書いたことがあるが、それはきっかけであって理由については書かなかったように思う。
結局のとっころ「専門家VS常識人」をやってみたかったのだと思う。
世間に多くいる専門家と一般教育を受け、普通に働き、生活をしてきた私と意見がどれだけ違い結果はどうなるのかを試してみたかったのだ。
「専門家VS常識人」の戦いはいろんな分野であるのだが、まずはテレビ番組によく出てくる新型コロナウイルスについて考えてみる。
最近のテレビ放送で一番出てくる単語は間違いなく「コロナウイルス」だろう、だが二番目は「専門家」のような気がする。
ニュース番組やワイドショーを見ていると何かあると「専門家」という人が出て来て意見を行ったり、「専門家」の意見はこうだと言っている。
だがこの「専門家」というのがあやしい。
まずその「専門家」が本当に専門家なのか。コロナウイルスの感染について京都大学山中伸弥教授が出てきてた。山岡教授は当然医師免許は持っているしノーベル賞もとっているが感染症の専門家ではない。もちろん一人の医師としての意見はまっとうかもしれないが我々がききたいのは感染症専門家の意見だ。
山中教授であれば医師だからまだ全く間違ったことを言うことはないと思うが、テレビ局は「専門家」とは到底言えないようなひとをゲストにしている。
二つ目にテレビ局の営業方針や思想に会った人しか出さないことだ。
今テレビ局はオリンピックで番組に穴が開いてしまったので何とか時間を埋め合わせしようとして低俗な番組を粗製乱造している。
国民の不安を煽っておけばそれだけで視聴率が稼げるので「7月東京都で亡くなった人は(たった)3人です。」「基礎疾患を持った人が9割です。」などと言う人は出番がない。
またともかく安倍政権を批判しないといけないので安倍政権のやることを肯定するような専門家は出てこない。
「GOTOキャンペーンで経済をどんどん活性化しましょう」と政府は繰り返し言っているしそれを支持する意見は私の周りにはあるがテレビでこの意見を言う「専門家」はいない。
三つ目に「専門家」の多くが賞味期限が切れていることだ。
大学で勉強や研究をした後何もやらずに昔の知識しかない人や、その専門のことだけしか分からない人や、専門知識があっても常識がないから意見がおかしい人が一杯いる。
コロナウイルスの第二波に備えよと「専門家」は繰り返し言うが、「人がほとんど死んでいないのにそんなに問題なのか」という問いには答えてくれないし、「いつこの戦いは終わるのですか、貴方の予想はどういう状況でいつ頃ですか。」という問いに「専門家」は答えてくれない。
コロナウイルスだけに限らないが私は世間で言う「専門家」と呼ばれる人たちに常識人として疑問を投げ続けて行くつもりだ。そしてのおそらく常識があるであろうこの普通のおじさんである私が毎回勝利することを目指してブログを続けるつもりだ。
2020年8月7日