ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

マスコミはトランプがお嫌い?その2

 トランプ大統領コロナウイルスに感染したということでアメリカのマスコミはそらみたことかと言っているような報道でそれをそのまま日本のマスコミも伝えている。

 アメリカのマスコミも日本のマスコミもトランプ大統領が再選されなくてバイデン候補が大統領になったらアメリカも日本もそして世界がどれだけ不安定になるか想像もしていないようだ。

 先日もある投資会社の人がバイデンが大統領になったら中国への圧力が弱まるから中国への投資が活発になって経済が復活する、などという中国の脅威を全くりかいしていない能天気な発言を聞いて驚いた。

 たぶんアメリカのマスコミも日本のマスコミも世界に対する認識はその程度のレベルでともかくトランプが嫌いだということなのだろう。

 バイデン候補が大統領になったら増税することは間違いないのでただでさえ新型コロナウイルスで弱含みの株式市場に決定的な打撃を加えるだろう、それはアメリカの株式だけでなく日本を含めた世界の株式に影響する。

 そして新型コロナウイルスで停滞した世界経済にとどめを刺すことになる。

 中国包囲網は解かれることになって中国の横暴は日本、東シナ海南シナ海、東南アジアで繰り広げられることになる。そして中国国内の人権弾圧と民族浄化はつづき少数民族は全滅することになる。

 ごろつきの中小国家はすぐにバイデンの力量を測りなめた行動にでるだろう。北朝鮮は核開発をあからさまに進めるだろうし、イランは核兵器保有国になるのは間違いない。 

 そんな心配をしているのは地上波をみないひとたちだ。真剣にアメリカ大統領選の結果を心配している。

 

2020年10月4日