ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

資産運用、神奈川県の中古マンションを手に入れた その2

 面白い物件を手に入れた。

 神奈川県のある町の東京駅まで1時間10分の始発駅徒歩2分中古区分マンションだ。

 このマンションを普通の価格の6割程度で手に入れた。

 種明かしの一つ目が借地権だったことだが、二つ目は、管理組合がボロボロだったからだ。

 正確に言うと管理組合がなかったのだ。そして管理組合を6か月前に立ち上げた。

 もともと一人が一棟すべてを所有するマンションでそのオーナーは20戸ほどある区分を切り売りして行った。最初はそのオーナーが管理することにしていたようだが結局はできていなかったのだ。新しく区分を購入した人たちがこれではいけないと管理組合を立ち上げたのだ。

 管理組合は立ち上げ時管理組合のルールは決められておらず、当然修繕積立金はゼロだった。地方自治体から指導の支援をもらってなんとか管理組合を運営しだしたところだ。

  いままで修繕積立金を払ってこなかった人たちが突如積立金を払わされることになる。払わない人たちも20戸のうち4戸あった。

 管理組合は定期的に請求を行ってきたが、2戸はオーナーが区分の売却を行い出て行きその売却時に修繕積立金を支払った。残り1戸は一部ではあるが支払いに応じて支払いをしていないのは1戸のみとなっている。残りの1戸もおそらく支払いに応じるか売却して新しいオーナーに替わるものと思われる。

 出て行ったマンションの住人はお金がなかったのだろう、専用部分のメンテナンスをほとんどやっていなくてまさしくボロマンションだった。しかし新しく入って来た2戸は入居の前にリノベーションをして専用部分のみならず共用部分の一部まできれいにしている。もちろん修繕積立金は入居時からきちんと支払っているのだ。

  もう少し管理組合が頑張れば外見はきれいになるし修繕積立金もたまることになりボロマンションは立派な中古マンションに生まれ変わりつつある。

2020年9月28日