ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

資産運用、不動産はなにより運、そう思わないと失敗する。その3

 私はその良心的な一棟もの売買の業者に民主党政権末期という絶妙なタイミングで知り合ったことはまさに運だった。

 今一棟ものアパートは都心で利回り4%〜6%であるがそのころ信じられないかもしれないがまともなアパートが10%以上の利回りの物があった。

 長期の不景気や相続でオーナーが売りに出したものなのだが、売り急いでいたことや買い手がなかなか見つからないことをみこして安値で出したのだと思う。

 その時に私が不動産を購入で確かに大きな決断をしたわけだが、大きな決断はほかの多くの投資家がしている。わたしはその時景気や不動産市況を考えて投資したわけではない。本当にたまたまその不動産業者と知り合ったので投資をしたま私の実力ではなく運がよかったからだ。

 たまたまは続く。

 安倍政権は安倍のミックスの経済政策を出してきて新たに日銀総裁になった黒田しは異次元的金融緩和を行った。

 物件を購入した時すでに金利は低かったが、アベノミックスで銀行の不動産貸出金利はさらに下がった。借入金のほどんどを低金利の銀行に借り換えをすることができた。

 この低金利への借り換えができたのも運以外のなにものでもない。たまたま各銀行がアベノミックスで一定期間だがとんでもない低金利を提案してきたからだ。

 1年ほど経つとスルガ銀行など融資問題が出て来てまたアパートローンの急増を日本政府が抑え込もうとして超超低金利は終焉した。

 超低金利で借り換えができたのは運よく投資ローンをもっていて良心的な一棟もの専門業者に銀行を紹介してもらいたまたま超低金利政策がなされていたからだ。決して自分の実力で今の不動産賃貸が継続されているなどとは夢にも思っていない。

 

22020年10月15日