ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

今こそ日本株を買おう!

 そういえばこのブログは自分の未来を予想が当たっているかどうかということを目的に始めたのだが、そのなかで資産運用についてうんちくを述べることも一つだということをすっかり忘れていた。

 「いまこそ日本株を買うべきです。」と私は断言する。

(ただし、やる場合は自分のリスクと責任でやってください。損をしたからと言って私に言ってきても一切責任は負えません。了解いただけるのであれば以下お読みください。)

 

 今日134円/ドルの円安になった。

 日本のマスコミは円安で物価が上がると騒いでいる。経済の分かっていない専門家と言う人たちは日本円が弱くなるのは国力が下がっているからだとか、今後物価が上がって日本は大変なことになると騒いでいる。

 今までアベノミックスを支持していた人まで黒田総裁のゼロ金利政策は限界だ、早く金利を上げないといけないと言っている。

 少々の物価上昇は国民が受け入れている、と日銀が発言したことにマスコミが非難を続けている、馬鹿らしい。

 黒田総裁はゼロ金利政策を続けるべきだし、もし政策に変更がなければ日本はこれから急激な景気回復になって日本株は上昇すると私は予想する。

 理由は以下の通り

 私は日本企業で輸出も輸入もやっていたが、日本円が110円から134円になったとしたら輸出企業がドル建てで商売をしていたらぼろ儲けすることになる。

 考えてみてほしい輸出企業の利益は134÷110円=122%、つまり利益が22%増えることになる。

 普段1%の営業利益を上げることに全力を注いでいる企業がなんの努力もなしに24%もの利益が増えるのだ。トヨタを始め日本生産をしている企業は空前の利益を上げることになる。

 一方で物価が上がって利益を下げることにはなる、それは事実だ。だが物価が上がるには時間がかかる。また輸出品のコストの多くは人件費だ。人件費が上がるには時間がかかる。

 材料費や人件費が上がるまでの期間、おそらく2,3年は輸出企業は莫大な利益をえることになるだろう。

 一方で輸入業者は苦境に立たされる。これが日本経済の足を引っ張るのも事実だ。

 だが輸入品の値上がりは日本顧客への値上げと輸入業者が吸収し負担することになる。

 プラスとマイナスとどちらが大きいかと言えばプラスの方が断然大きい。なぜならば輸入業者が負担をしたり人件費が上がるのに時間がかかるので、その間に輸出業者は利益を出してそれが経済を回す起爆剤になるからだ。

 私の40年のビジネス経験から得た間違いない確信がある。

 円安は輸出企業を元気づけ、輸出企業に関係する下請けや従業員が潤い、その結果購買力が増えて円安に苦しむ輸入業者にも最終的には恩恵が回る、というのは私の常識だ。

 

2022年6月9日

投資はご自身のリスクと責任でお願いします。