ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

高市氏のように中国は攻められるとすぐに妥協する。

 中国は攻めればすぐに妥協する。

 意外かもしれないが歴史を見れば明らかだ。

 漢民族は絶えず匈奴やモンゴルなどの北方民族に侵略され、そのたびに金銀食料を渡すことで妥協をしてきた。

 漢民族が北方民族に対して強かったことはなかったと言っていい。

 日本にも攻めてきた強大だったモンゴル帝国はモンゴル人の帝国だったし、17世紀から19世紀まで続いた大きな版図を持った清も北東にいた女真族の帝国だった。

 宋にしろ明にしろ漢民族の帝国は現在の中国中南部だけを領土とし北方民族の侵入に苦しめられ都度和解金、身代金を支払ってきた。

 そんな苦々しい歴史のあるため中国共産党はこれら北方民族を徹底的に抑圧し、漢民族化を図ってきた。そして二度と制服されないために対内的対外的に戦狼(せんろう)外交をしてきた。

 だが強く他国や他民族に対処するのはかような中国の弱さの裏返しといっていい。

 実際トランプ政権が厳しい政策をとると中国は勇ましいことをいいながらも一方で情けないほどに米国との妥協を探ってきている。そして米国などを非難を続けているものの、実際中国は米国、日本、英国、フランス、インドなどの包囲網になすすべもない状態になっている。

 中国には強面で対処する必要がある。

 岸田氏はおそらくいろんな人から意見を聞きながら外交をするだろうが、そんな生易しいやり方では中国になめられる。河野氏は首相になった日に父親の河野談話を否定しない限りその日から韓国と中国は河野氏にマウントしてくるだろう。

 首相になっても靖国神社に行くとしている高市氏の外交が適切であることは明らかだ。毎日でも靖国神社に参拝をし、習近平氏の来日には靖国神社参拝を条件にすればいい。

 北京オリンピック前中国は間違いなく妥協してくるはずだ。

2021年9月15日