ドラコの資産運用 織田俊夫

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悪いのは制度でなく小池マスコミ都民ファースト

 木下都議が辞任することになった。

 彼女が7月の都議選から11月までの4か月都議会をかき回した責任は制度の問題ではなく小池都知事都民ファーストの責任である。

 今の法律では都議会が引退決議を可決したとしても強制力がない、制度の問題ではないかと言う意見が出ている。

 2021年11月24日毎日新聞の記事ではそう発言している人たちの意見を集めている。つまり毎日新聞は木下都議を辞めさせられないのは制度のせいだと言いたいようだ。

 だが木下議員を辞めさせられないのは、第一に木下氏を公認し推薦し同士とした都民ファーストの実質の代表者であり、木下氏が選挙が師としている小池知事が木下氏を辞めさせるようにあらゆる説得をしていなかったからだ。

 先のブログで書いたように木下氏は金に困っていたのだ。辞めればただの人になるが、彼女の場合おそらく借金もあって辞めるにやめられなかったに違いない。都民ファーストと小池知事は就職先を探してやるなど親身になって説得していたようにはみえない。

 それどころか衆議院選挙後小池知事は入院して雲隠れしてしまった。木下氏が引退を決意した日であろうと思われた11月21日に都庁に復帰している。

 もし小池知事でなく安倍氏が同じ立場だったらマスコミはなんと報道していただろう。おそらく安倍は責任を取れ、党を辞めさせただけではだめだ、議員を辞めさせるのは安倍の責任だと繰り返した板だろう。

 本来なら都民ファースト小池都知事が木下議員を説得すべきだったし、もしそれができないならマスコミは徹底的に都民ファースト小池都知事を非難しなくてはいけなかった。ますこみは小池都知事非難したくないので制度が悪いとしているのだ。

 

2021年11月25日

 

 

 

 小池都知事が復帰した。

 

 

 

 一時は肺疾患、辞職のうわさまででていたが、結局のところ「小池木下都民ファースト」の非難を浴びないための雲隠れであったようだ。

 小池都知事が政務に復帰したのは11月21日、木下都議が辞意を表明したのが11月22日。前日に木下議員を説得で来たので小池都知事も政務に復帰したのだろう、と私は思っている。