今プーチンは国際法を破ってウクライナに侵攻して女性こどもを含めた市民にも銃を向ける極悪人となっている。
彼の無謀なウクライナ侵攻を支持することはできないし、当然世界から制裁を受けるべきであり、一日も早く撤退すべきだ。
だが「ネオナチ・ユダヤVS純スラブ」の戦いと見る人たちがいるが、これは陰謀説ではないと私は考えている。
この話をすると世界のすべての人々から非難を浴びそうで、最近はこの話をしていたウクライナ専門家も声を潜めているように思う。
だが事実は見ておいた方がいい。
まずジレンスキー大統領はユダヤ人だ。その前の政権には多くのユダヤ人がいたことも事実だ。
さらにユダヤ人投資家ジョージソロスはウクライナに多額の投資をしている。
今ウクライナ軍として戦っているアゾフ大隊は極右部隊だ。ウクライナの東部でロシア人の虐殺があったことはイギリスの調査で明らかになっており、アゾフ大隊またはウクライナ側の仕業であることは間違いがない。
理由は分からないがこともあろうかユダヤ系ウクライナ人と極右ウクライナ人が手を結んでいるものと思われる。
これに対してプーチンはどちらにも属さない純スラブ人とでも言うべきウクライナ人とロシア人を守るためにウクライナに派兵した。これがウクライナ侵攻の口実のひとつだ。
この考え方はウクライナで全く受け入れられていなかったわけではない。実際に過去ロシア支持政権も成立している訳で国民の半数あるいは半数弱は少なくともロシア侵攻前までは親ロシアだったと言っていいだろう。
プーチンは苦戦している。泥沼化するだろうが最終的にはロシア側の敗北で終わる可能性が高い。
その場合ウクライナにはネオナチ・ユダヤ勢力が残されることになる。そしてかれらが強く影響する政府ができるに違いない。
その政府が本当にウクライナ国民にとってよいかどうかは分からないし、欧州や米国にとって都合のよいかも分からないと私は思っている。
過去のアメリカはイランイラク戦争の際に憎しイランということでイラクに肩入れをした。その後イラクはクウェートを侵略してアメリカとの戦争になった。
同じことがウクライナで起こらないとはいえないと私は思っている。
それほど国際情勢とは複雑だということを言っておきたい。
繰り返すがプーチンのウクライナ侵攻は批難されるべきだ。だがウクライナの極右やユダヤの動きを陰謀だと決めつけるのは良くないと考える。
2022年3月14日