ドラコの資産運用 織田俊夫

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これからウクライナ軍の反撃が始まる

 3月6日のブログで私は少なくとも2週間ロシア軍のキエフ侵攻はないと書いた。昨日で2週間が経ったがロシア軍は前進を止めていてキエフ突入の気配は全くなくなっている。 

 まさかキエフが3週間持つなどとはプーチンだけでなく世界の人々がそう思っていた。

 3月6日はロシア軍が攻撃を始めて10日目だ、その2日後の3月8日アメリカ政府はロシア軍のキエフ攻略は96時間以内であると言っていた時期だ。ロシア軍の動きがやや鈍いというニュースが出初めていたもののそのキエフの陥落は時間の問題と見られていた。

 その時に私はロシア軍のキエフ攻略は少なくとも2週間ないと予想し、その予想通りとなった。3月21日本日キエフは陥落していない。

 次の私の予想はウクライナ軍の本格的な反撃が始まるということだ。

 今まで攻め込まれたウクライナ軍が持ちこたえる場面であったが、これからは効果的な反撃が開始されロシア軍は多大な被害を受けて退却していくことになる。

 おそらく南部のいくつかの都市はウクライナ軍に取り戻されることになる。またキエフを包囲しようとしている3方向からの軍隊の少なくとも一方向の部隊はウクライナ軍の集中攻撃を受けて戦車装甲車が破壊され兵站も分断されることになる。

 いままで対戦車ミサイルなどが使用されていたが、本格的な地対地ミサイルなども追加されることになる。

 制空権を握っていないロシア軍はウクライナ軍の大型の地対地ミサイルを破壊することはできず、キエフへの道は戦車と装甲車の鉄くずで埋め尽くされることになる。

 キエフへの道に渋滞して止まっている戦車装甲車の列を何か所か集中的に攻撃をして長い列を分断し、かつ兵站を切ってしまうという戦法だろう

 プーチンは思うように戦線が前進しないので譲歩の姿勢を見せだしているものの本気で停戦しようとは思っていない。まだ勝てるかもしれないと思っているに違いない。このプーチンの考えを替えさせるためにロシア軍に徹底的な打撃を与えることをウクライナ軍と西側諸国は考え戦略を練っているものと信じる。

 またそれは可能だと考える。その反撃は3月中に始まるはずだ。

2022年3月22日