ドラコの資産運用 織田俊夫

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5月9日にロシアの敗北が決定する

 このブログでウクライナ戦争の予想をしてきたが、すべて的中してきた。

 過去いくつかの予想を出していたが、予想、その時の状況と結果を羅列してみた。客観的に書いたつもりであるが過去のブログを見て予想が正しかったかどうか確かめていただきたい。

 

ロシアは今年2022年2月24日ウクライナに侵攻

 

3月4日開戦1週間目ロシアの敗北をブログで予想

当時:ロシアはキエフ攻略に手間取りだしていたが数日のうちに陥落する一般の予想

結果:ロシアはキエフ攻略断念北部戦線撤退。

 

3月22日ブログ:ウクライナ軍の反撃開始をブログで予測

当時:ウクライナ軍の抵抗は報道されていたが反撃のニュースはなかった。

結果:3月22日夜からウクライナ軍反撃のニュースが報道され出す。

 

3月24日:ブログ、ロシア軍の4月中撤退を予測

当時:ウクライナの反撃はあってもロシア軍が全面的に優位で撤退の情報はなかった。

結果:4月4日時点でキエフ近郊から撤退ベラルーシ国境まで後退、ロシアは東部戦線に注力することを宣言。

 

 あらためて今後の予想をしてみる。

 これからロシアは東部戦線とクリミアとの南部の街道を確保することに注力する。5月9日第二次世界大戦戦勝記念日までにある程度の戦果を得て勝利宣言をするつもりだと報道されている。

 だが私は東部南部戦線でもロシアは敗れることになると考えている。

 クリミア半島と東部の海岸沿いの街道を確保するにはかなりの軍事力がいる。長い街道は占領できたとしても防衛することは不可能だ。街道を走る戦車、装甲車、輸送車をウクライナ軍は携帯ミサイルでいつでも攻撃することができる。

 下手をするとクリミア半島そのもの、ドンバス地域までウクライナ軍は反撃するかもしれない。ウクライナ軍が携帯ミサイルだけでなく航空機や戦車などの大型兵器を運用できるようになればこれは可能になる。

 ロシアが不利な状況にあるのはロシアが停戦交渉に前向きな姿勢を見せだしたことからも分かる。おそらくロシア軍はキーフはもちろんのことクリミア、ドンバス地方の確保も難しいと考え出しているものと思う。

 ウクライナは西側から絶え間なく兵器が供給されるのに対してロシアは自国生産でしか賄えない。戦争が長くなるほどロシアは不利になる。5月9日までに東部と南部を結ぶ街道を確保できないだろう、そしてロシアの敗北は決定することになる。

 

2022年4月5日