ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

バブルを生き延びた人たち その2

 先日ユーチューブを見ていてお名前を忘れてしまったのだが、証券会社と生命保険会社に勤めていた方の話で、要約すると金持ちには二種類あってコツコツとお金を貯めた人、Aタイプとドカンとお金を稼いだ人、Bタイプ、がいると言う話だった。

 私も同じことを感じていて思わず笑ってしまった。

 Aタイプは医者、弁護士、あるいは企業の役員を務めた人たちになる。

 だいたいにおいて金持ちではあるが大金持ちである人は少ない。医者であれば外科や眼科でガンガン稼いでない限り大金持ちにはなれないし、企業の役員も上場会社であれば任期があって生涯収入は限られる。

 Bタイプにはいろんな人たちがいる。

 自分でビジネスをやって大成功した人が桁の違う10億円以上のお金を持っているケースが多いように思う。

 また親からの遺産をしっかり守っている人もいる。ある人はアパートマンションを80棟(80軒ではない)もっている人と話をしたことがある。

 その不動産管理を管理会社に頼まずに自分でやっているそうだ。それだけで家賃収入の3~4%を節約できるわけで毎年アパートが数軒建てることができる。

 一度あるスポーツ観覧とその後の会合があって、私の不動産のメンターである先輩につ入れて行ってもらった。

 観戦後近所の居酒屋、といってもごく普通のチェーン店で20人ほどの会合となった。

 観覧したスポーツリーグのお偉いさんが一人挨拶に来ていた。

 みなさん自己紹介が始まって「xxxでございます、病院を経営してます。」「○○でございます、不動産賃貸業を50年ほどやっております。」というようなものだった。

 自分の場になったら困るなと思っていた。

 みなさんお金持ちの面々で、私は当時上場会社の役員はやってはいたものの、はっきり言って資産規模の違う人たちばかり。

 そしたら私を連れてきた不動産メンターの彼女が私を紹介してくれた。

「投資家の織田さんです。」

 間違いない、確かに少しは株式投資はしている。

 その後お一人5千円の飲み放題での会合は楽しく比較的上品にお金と不動産の話が主体で終わった。

2022年6月28日