今マスコミでは安倍元首相殺害容疑者の母親が統一教会に多額の寄付をしていた話で持ち切りだ。
どう考えてもカルト集団と言っていいだろう。
そんなカルト集団にどうして安倍元首相は演説を行ったのかについては日本のマスコミは何も触れていない。
統一教会あるいはその後裔団体は集団結婚式や強制的寄付で社会問題になっていた。そんな団体にどうして安倍元首相はビデオメッセージを送ったのか。
安倍元首相は世間では保守と言われているが中道と言ってもいいしその人柄は生前会ったことのあるひとは一様におおらかな方だったと聞く。そんな安倍首相が社会問題化している宗教団体と関係があったのは単に票がほしかったからのような印象を持つ報道がなされている。
統一教会の歴史についてもマスコミが報道しているのは集団結婚式で桜田淳子が結婚したころまでしか振り返っていない。
マスコミは第二次正解大戦後の統一教会の設立の経緯と日本の関係者、安倍元首相の祖父を含めた家族、日本の資本家や右翼、アメリカ諜報機関などとの関係を世間に明らかにすべきだ。
それが分からなければ安倍元首相がどうして統一教会にメッセージを寄せたか、それを知った犯人がどうして怒りを感じたのか、が分からない。
まあマスコミはせいぜい集団結婚式の頃までしか遡ることはないだろう。
今回「統一教会」の名前を日本のマスコミは隠していたが海外のマスコミが公開してそれに続いて報道し始めたようだ。安倍元首相と統一教会の第二次世界大戦後から続く関係も海外のマスコミから流れ出ることになるのかもしれない。
2022年7月13日