ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

京都の寺の拝観料は祇園へ行くが、山上容疑者の母親の金はどこに行ったのだろう

 京都の寺の拝観料は祇園に流れていると聞いたことがある。

 京都の寺は宗教法人なので法人税はかからない。株式会社であれば拝観料やお布施などの収入からコストを引いた利益に対して法人税がかかるが、宗教法人の場合はかからない。

 そんな特権があるにもかかわらず、広く庶民に開かれていないといけないお寺が京都の場合は拝観料を取る。欧州の教会で入場料を取るところはよほど観光化されているところ以外ない。インバウンドがバブルのころ京都の寺はウハウハ状態だったに違いない。

 さらにタイなどの寺は貧しい人のためや野良犬保護などの慈善活動をしているが、京都の寺が慈善活動をしていると聞いたことがない。

 京都の寺は儲かる一方と多くの京都に住む人たちは考えている。

 そして京都のお坊さんたちは袈裟を着たまま祇園で遊んでいると聞いたことがある。頭丸めた袈裟懸けのオジサンがキャバクラでオネーチャンを侍らせているという奇妙な光景が京都にはある(あった?)らしい。

 つまり観光客の拝観料や京都の人々のお布施は祇園に流れているのだ。

 多分に偏見が入っていることを認めるが、たとえ祇園に流れていたとしても私は宗教などそんなものかと思っているし、取り立てて目くじらを立てるつもりもない。

 しかしそれは拝観料数百円、お布施一月数万円以内の話だ。

 一家を破産に追い込むほどの大金の場合何に使われたのかは大きな問題だ。

 教祖の贅沢な住まい、教団の建物、取り巻きの給与、などに使われたのだろうか。

 それならまだいい。それ以外に何に使われたのだろう。集金への執着が異常に強い、それは教祖とその取り巻きの為だけだったのだろうか。

 嗚呼ー怖い。安倍元首相が銃撃されて数日間の間、教団の名前すらマスコミは出さなかった。

 そんなマスコミが金の使い道など恐れて決して踏み込むことはないだろう。

2022年7月23日