今マスコミは政治家と旧統一教会との関係で盛り上がっている。関係があったらアウトという魔女狩りのような雰囲気になってきている。
本当に悪いのは殺人を起こした山上容疑者であり、多くの信者から多額の献金を受けている旧統一教会のはずなのだが、マスコミはここぞとばかり政府批判をしている。
旧統一教会の目的が何なのかをマスコミは探るべきではないのか。それにはかつてのブログで述べたように献金された金が何に使われたかを調査すべきだ。
だが反共は単に組織が存続するための方便のように私には見える。
つまり政治の世界で保守勢力に近づき便宜を払ってもらうため、あるいは共産主義に嫌悪を感じる多くの人々を引き付けるために反共産主義を謳っているだけということだ。本音は共産主義でも反共産主義でもどうでもよく組織を存続拡大するために反共と言っていると見ている。
また旧統一教会は宗教団体となっている。
宗教法人は人々の信仰と信者の精神的な平和のためにあるはずだ。
だがこれも組織の本当の目的は宗教とは別にあって、税金を逃れるために宗教団体としているのではないかと思う。
この組織は何のために存在しているのだろう。目的が宗教でもなく反共産主義でもないとしたら、普通に考えられるのはトップの私利私欲のためだ。世の中にはそんな宗教団体はけっこうある。旧統一教会は集金に異様に執着していた。
かつてオウム真理教も宗教団体だった。
その本当の目的は日本でテロ活動をし革命を起こすことであることだった。
旧統一教会は霊感商法や合同結婚式など社会問題になることはあったが、オウム真理教のような国家を揺るがすような犯罪を起こしたわけではない。
だが霊感商法で金を巻き上げ信者が破産するまで献金させ血眼になって金を集めたのはなぜなのだろう。単に旧統一教会トップの支配力、権力欲、金銭欲、だけなのだろうか。
日本の信者から集めたお金が韓国に渡りその後どのように使われたか知りたい。
2022年8月13日