ドラコの資産運用 織田俊夫

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三國シェフのベスト・レシピ136を愛読して

 オーナー―シェフ三國清三氏の「三國シェフベスト・レシピ136」を愛読して半年になる。

 今日数えたら136のレシピの内43を試したことになる。

 基本はフランス料理だ。中にはイタリア風や日本風にアレンジしたものもある。

 当然だが何れも美味しかった。

 街のスーパーで手に入るものでできる。最近のスーパーは香辛料は一通り置いてある。メニューに一つだけ鹿肉を使うものはあって簡単には手に入らないが、他メニューの牛豚鶏のいろんな部位は当然のこと羊も最近は普通のスーパーに置いてある。

 一昔前ならば生クリームはおいていなかったし無縁バターも専門店でないとなかった。

 スーパーで材料がなんでも手に入るようになったのは日本の食生活が西洋化したのと豊かになった証拠だろう。

 フランス料理は意外と安くできる。きっちりと肉や魚を適切な香辛料で料理をすればレストランでいただけるようなものができる。

 鳥の胸肉とか砂肝、牛モツ、豚バラ、などでも立派なフレンチが仕上がる。

 それと材料を冷凍庫で保存していても問題ないケースが多い。ほとんどの肉や魚は冷凍すれば数週間は持つことになる。

 日本料理の場合、品質のいい高いものほど旨いということもあるし、鮮度が命でもあるのでいいものを食べようと思うとどうしても高くなる傾向がある。

 136のメニューはこってりしたものだけではない。

 チキンをローズマリーで香りをつけてソテーする。たったそれだけだ。

 調理をして驚いたのはチキンの臭みを取るにはローズマリーが最適だということがわかった。

 皮を下にしてアロゼする、フライパンの熱くなった油をスプーンですくって鶏肉にかけ続けると皮は香ばしく肉は柔らかく焼きあがる。

 いずれのレシピもワインにぴったしの物が出来上がる。

 一週間に一つのメニューを目標にあと2年ぐらいかけて前メニューをやるつもりだ。

2022年9月18日