昨日台風14号が鹿児島に上陸し九州を縦断して今山口県を通過中だ。
強風と大雨を降らしている。
今のところけが人は出ているが死者はでていない。午前9時の段階で河川が氾濫したと言う情報はない。大型で強力な台風にしては被害は今のところ小さい。
台風14号は沖縄近辺にも長い間滞在して強風と大雨をもたらした。
だが不思議なことなのだが沖縄で家が吹き飛ばされたとか人がケガをしたり死んだと言うニュースを聞いたことがない。
沖縄の家に被害が少ないのは最近の沖縄の家はほとんどがコンクリート製だからだろう。
しかし沖縄では人的被害が出ないのが不思議だ。
もちろん沖縄の人は台風に慣れているからなのだろうが九州だってしょっちゅう台風は来ている。
それはけが人が出てもマスコミがニュースにしないのかもしれない。もしかすると台風でけがすると沖縄の人は恥ずかしくて報告しないのかもしれない、それともやっぱり台風が来たら真面目に、イメージとしては三味線を弾いて、家の中でおとなしくしているからなのだろうか。
加えて被害者で不思議なのはほとんどが60歳以上の老人だ。
川や海を見にいって流されたり、田んぼや畑の様子を見にいって行方不明になったり、屋根の補強で落ちたり、バイクで転倒したり、ニュースでケガをする人たちのほとんどが年寄りだ。
若者にけが人や死人が出ないのは体力があるからなのだろうか。若者は体力があるから被害をうけないのだろうか。それだけではない若者にはない老人たちだけの台風時の特異な行動があるのではないだろうか。
最近批判されているNHKは台風の実況中継は存在意義を示す絶好の機会だ。だが繰り返し同じ情報を流すだけでなくどうして沖縄と若者に被害少ないのか分析した番組を作るべきだ。
それだけで何人もの被害者を減らすことができる。
2022年9月19日