ドラコの資産運用 織田俊夫

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私の予想は当たっているか?「5月9日ロシアの敗北が決定する(4月5日)」

 昨日に続いて私の予想が当たったかを検証している。

 数ある予想の中で明らかにはずしたのが「5月9日ロシアの敗北が決定する(4月5日)」だ。

 正直この予想外れてしまって前から気になっていた。ここで反省をすることとしたい。

 当時ロシアはキエフ攻略を諦め東部戦線に注力する方針に転換した。キエフ攻略を止めたとは言えロシア軍の優勢が伝えられウクライナの東部での反撃は始まったばかりだった。

 そんな状況で私はロシア軍は東部4州とクリミアからロシア・ウクライナ国境まで撤退を余儀なくされると予想したが、これは外れた、予想は☓と言っていいだろう。

 予想に反してウクライナ軍の反撃が止まったのはアメリカが無制限の武器供与を渋ったのが一番の理由だと考える。

 この戦争のアメリカの目的はロシアを弱体化することだ。ロシアが簡単に国境まで押し戻されてあっさり停戦となっては意味がない。アメリカは長期戦になればなるほどロシアは弱体化すると考えて、ウクライナが負けることはないが勝つことができない範囲での武器供与をすることにしたのだ。

 またロシア人比率の高いこれらの地域をウクライナが武力で奪還してもそのあとの統治コストを考えるとジレンスキー大統領自身も本気で取り戻すつもりがなかったし、今もないのではないかと考える。

 さらに時間が過ぎるとともにロシア軍の立て直しが進み、第一次、二次大戦でみせたようなロシア軍の粘り強さが出てきたのだ。

 アメリカの本音、ジレンスキーの本音、ロシア軍の底力、を十分考えなかったのが予想を間違った原因だと考える。

 さて言い訳になるが、当時4回ブログでウクライナ戦争の予想を出していた。4回の内3回は当たっている、残念ながら四回目の予想ははずしたのだ。

 2022年3,4月頃のウクライナ戦争の予想、そのころの状況、結果は以下の通りだ。

 

ロシアは今年2022年2月24日ウクライナに侵攻

 

2022年3月4日開戦1週間目ロシアの敗北をブログで予想

当時:ロシアはキエフ攻略に手間取りだしていたが数日のうちに陥落する一般の予想

結果:ロシアはキエフ攻略断念北部戦線撤退。予想〇

 

2022年3月22日ブログ:ウクライナ軍の反撃開始をブログで予測

当時:ウクライナ軍の抵抗は報道されていたが反撃のニュースはなかった。

結果:3月22日夜からウクライナ軍反撃のニュースが報道され出す。予想〇

 

2022年3月24日:ブログ、ロシア軍の4月中撤退を予測

当時:ウクライナの反撃はあってもロシア軍が全面的に優位で撤退の情報はなかった。

結果:4月4日時点でキエフ近郊から撤退ベラルーシ国境まで後退、ロシアは東部戦線に注力することを宣言。予想〇

 

2022年4月5日:5月9日にロシアの敗北が決定すると予測

当時:ウクライナ軍の反撃が報道され始める。

結果:ウクライナ軍の反撃はスローダウンし今をもって東部4州とクリミアは奪還できていない。予想☓

 

2022年12月25日