アメリカにしても日本にしても世界のリベラルがどうしてまともでなくて堕落し腐敗するのか私は長年疑問に思っていた。
日本には左派と言えば立憲民主党とか左翼の共産党しかおらずまともなリベラル政党は存在しない。アメリカの民主党はマスメディアは報道しないが選挙不正疑惑、ツイッターなどによる言論弾圧、ウクライナ政府との癒着疑惑、デッチあげのロシアスキャンダル、と腐敗し共産化している。
マイノリティーや低所得者層に優しくて自由を愛するまともなリベラルが世界には存在しない。
その理由が長年分からなかったが最近分かったような気がする。
それは偽善者の金持ちがリベラルを利用して身を隠し、バレそうになると権威主義となり共産化するからだ。
金持ちには二通りある。
自分が金持ちになったことをそれ以外の人たちに隠すことなく憎まれることを厭わない人たちだ。これとは別に自分が金持ちになったことをそれ以外の人に隠したり憎まれないようにする人たちがいる。
アメリカを例に考えてみよう。
人に憎まれることを厭わない人たちはアメリカであれば共和党員になる。人に憎まれるのを嫌がる人は民主党員になる。
民主党員になった金持ちは自分たちが憎まれないようにする。
環境問題、黒人などのマイノリティーの権利向上、LGBTの権利支持、中絶の権利の支持だ。いかにも低所得者層、マイノリティー、LGBTの味方である態度をとる。
都合のいいことに社会の底辺の人達だけでなくこのポーズは都会の意識高い系の中間層の支持を得ることができる。
いずれも問題解決において金持ちにとって大して不利益になることはない。
二酸化炭素を増やそうが減らそうが富豪の年収は変わらないし、周りには金持ちのマイノリティーしかいないし、会社の従業員のほとんどは中間層で、低所得者層の仕事はすでに中国など海外に持ち出している。
こうして民主党員になった富豪たちは立派な「偽善者」になる。
環境問題は大切だといいながらプライベートジェットで二酸化炭素をばらまき、到底黒人層やマイノリティーが簡単に住めない住宅地に住んでいる。
言論の自由を言いながら、中国のウイグル問題には目をつむり奴隷労働を利用している。
本来金持ち以外の人達のたのことを思うのであれば、まともに税金を払い資産の一部を寄付すべきだ。だが民主党の富豪が所有する企業はタックスヘイブンを利用して税金を払わないように血眼になっているし、資産の何割かを寄付したという話は聞かない。
かような批判をされることに民主党の富豪は身の危険を感じ黙らせようとする。
メディアに影響を与えてトランプ大統領や共和党の批判を繰り返させ、ツイッターに圧力をかけて言論を統制する。
富豪や権力者が憎まれないために「偽善者」となりさらに身を守るために「独裁者」となるのだ。
このパターンが経済や政治の世界で生じている。ようやく私は分かったように思う。
2023年1月3日