ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

ウクライナに2023年春のあともずっと平和はない

 珍しくウクライナについてまともな記事があった。

 神奈川大学の的場明弘氏が東洋経済に記事を出している。

 この連載を読めばウクライナのことが客観的に分かると思う。 

 言っておくが私は共産主義者でもないしマルクス資本論に傾倒しているわけでもない、私は経済的にはややリベラルだが政治的に中道の立場を取っている。 

 彼は大学では資本論社会主義の専門らしい。彼自身が共産主義者かどうかは分からない。

 おそらく世間は的場氏を共産主義者としプーチンの味方だとレッテルを貼るのだろう。だが私は彼と政治的立場は違うのかもしれないがはっきり言うと「彼は正しい」だ。

 一読の価値がある。

冷静に見て、ウクライナ戦争は来年どうなるのか | ウクライナ侵攻、危機の本質 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース (toyokeizai.net)

 

 ウクライナ戦争は不思議だ。

 今日もウクライナの各都市でウクライナ人が傷を負い死んでいる。なのに西側諸国では誰一人として即時停戦を叫ぶ人がいない。

 アフガニスタンへのソ連の侵攻、シリア内戦、イランイラク戦争スーダン内戦、胃湾岸戦争イラク戦争、アルジェ内戦、すべての戦争で少なからず政治的立場を越えて即時停戦を訴える人たちがいた。

 だがウクライナ戦争ではともかく戦争を続けてロシア軍を撤退させろという主張しか西側諸国からは聞こえてこない。

 ロシアの力による現状変更を受け入れてはいけないとするならばせめて「即時停戦、即時ロシア撤退」と言えばいいのだ。

 結局のところウクライナの人々がどうなろうと戦争を続けたいヤカラがいるのだ。

 このブログで何度も言っているようにアメリカ民主党、それを支えるグローバリスト、ジレンスキー大統領にとって戦争継続が都合がいい。ウクライナアメリカのプロパガンダにすべての西側の人が騙されている。

 そして戦争終結プーチンの失脚やロシアの撤退だと信じこまされている。プーチン失脚もロシアの撤退も2023年中にないにもかかわらずだ。

2023年1月4日