ドラコの資産運用 織田俊夫

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2023年「テレビは見ない」から「テレビは嫌い」へと

 最近ほとんどテレビを見ることがなくなっていたのだが、年末年始見る機会があった。結局紅白も見ず正月三が日の馬鹿番組は全く見なかった。

 テレビを見なかったのは面白くないからなのだが、テレビを嫌いになっている自分に気が付いた。

 クイズ番組では答えを出さずにコマーシャルの後に回す。

 ネットの世界ではそんなことはないのでじれったいし、そんな姑息な手を使う広告主の商品など買ってやるかと思わず思ってしまう。

 食べ歩き番組では事前に取材のオーケーは取っているはずのに電話をして申し訳なさそうに取材許可を取る。わざとらしくて放送時間の無駄だ。

 NHKチコちゃんに叱られるはまあ面白い番組のようだ。だがやっていることは日常生活でどうでもいい質問を時間をかけて調べている。どこかのユーチューバーがやればいい話で貴重な受信料をもらっている放送局がやるような話ではない。

 NHKはそれなりに高度な教育番組など作っているというがそれこそ必要な人がみれるように有料でネットで配信すればいい。ポルトガル語を勉強する人は受信料を払っている人の何割いるのだろう。

 ニュース番組の報道内容とネットのニュースでは明らかに違いが出ている。報道しない自由を最大限に利用している。

 2021年のノーベル賞受賞に電波のオークションを研究したアメリカ人がいるがテレビは完全に無視した。

 ワイドショーは左翼には甘く保守には厳しく、自分たちへの批判はごまかす。

 ネットの世界で普通に出てくるニュースがテレビのニュース番組やワイドショーでは出てこない。

 あとの番組と言えば安い芸能人を集めたひな壇トーク、消費者をせかせるテレビ通信販売、安っぽい韓国中国ドラマ、で私がふと見るのは昔の必殺シリーズ系の時代劇、ぐらいだ。

 しかも仕事のわりに高い給与をもらっているとおもうとテレビを見ないを通り越して怒りがこみあげてくる。

 2023年私の感じている怒りを多くの日本人が感じて「テレビは見ない」どころか「テレビは嫌い」になると信じて疑わない。

2023年1月5日