ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

スポーツは体に悪い、は意味深い。

 先のブログで紹介したマリンスポーツの大御所は

「スポーツは体に悪い。」と言った。

 思わず私はふきだしてしまったのだが、私も

「確かに、そうですね。」と言った。

 今彼は第一線からは引退しているが、今までに打撲骨折は何度もあったようで、靭帯や筋肉を傷めたことはしょっちゅうで、命の危険に晒されたこともあったようだ。

 日本のトップで争うことになると体を極限まで追い詰めないといけない。世界で争うとなると身体的能力に勝る外国人選手に対して無理は当たり前となる。 

 彼は私がスポーツのプロと誤解しているようで、スポーツが体に悪いことは分かってもらえると思って言ったようだ。

 相撲取りの寿命が短いことは多くの人が知っている。

 体重を増やすために無理やり食べるので胃腸肝臓膵臓に影響が出るだろうし、巨漢を動かすのに心臓は絶えずフル回転で早く寿命が来るのは当然だ。

 立派な体をしているプロ野球選手やサッカー選手の本当の寿命はどうなんだろうか。少なくとも歳をとって普通の人以上に体のあちこちにガタが来ているに違いない。

 スポーツは適当にやるのがいい。

 ダイエットを目標にしてるのに全然体重が減らないと言っている人たちが多いがその程度の運動にしておくのが体にはいいはずだ。間違っても体重が減るような食事制限をしたり、一か月で体重が2,3キロ減るような運動をするべきではない。

 いままでプロ選手に成れなかった多くの我々はスポーツで一流になるための身体能力がそもそもない。

 ほとんどは高い運動能力の遺伝子を持っておらず普通の遺伝子なのだ。だが多くの人達が無理をしている。

 あと1キロ走らなくていいし、100メートル泳がなくてもいい。まずいプロテインなど飲まなくていいし、真夏や真冬に運動する必要はないし、二日酔いの朝の運動も止めるべきだ。

 遺伝子に逆らわない範囲で適当に体にいい範囲でスポーツはやらないといけない。

2023年6月20日