ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

挑発されていない侵略は本当か。

 人はコンプレックスに関する気になる言葉を言ってしまうそうだ。

 お金のない人は会話の中にお金の話がしばしば出てくるし容姿に自信のない人は人の容姿や化粧に敏感な会話をするらしい。

 会話に出てくる単語を並べるとその人のコンプレックスや都合の悪いことが推測できると聞いた。

 その話をもとに最近最アメリカ政府の報道で気になる言葉がある。「挑発されていない侵略」”unprovocated invasion”と言う単語だ。

  普通にロシアの侵略と言えばいいのに必ずと言っていいほど挑発されていない侵略と表現する。

 この意味はロシアはアメリカなど西側諸国から圧力をかけていないにも関わらずウクライナに侵攻したということだ。

 これだけ繰り返すのはアメリカの都合が悪いからに違いない。

 つまりアメリカはウクライナ戦争の始まる前にありとあらゆる圧力をロシアに加えていたのだと思われる。この戦争はアメリカがロシアを挑発したのが原因だ。

 プーチン大統領はこのブログで何度も述べたように沈着で冷徹な男だ。突然気が狂って戦争をしたわけではない。

 アメリカからの執拗な嫌がらにロシア国家の存続の危機を感じたと思われる。

 ウクライナNATO入りなど表に出ている以外の挑発もあったのだろう。

 ガスプロム破壊作戦は驚くことに当初はロシアのウクライナ侵攻の2か月前に計画されていた。同じようなロシア封じ込め作戦がロシアのウクライナ侵攻の前に並行して計画されていたと考えてもおかしくない。

 プーチンはその一部の情報を手に入れ沈着に先手を打ったのだと思う。プーチン大統領の合理的な判断だったのだ。

 

2023年2月21日