ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

沖縄那覇の不動産事情

 沖縄那覇に1週間ほど滞在してきた。

 結論から言うと那覇の不動産はバブル状態だ。

 今の京都の街中に似ている。地元の人ではなく東京からの資金が流れ込んでおり、さらに中国をはじめとした海外マネー流入も大きい。今は利回りは6%前後だ。

 不動産を6,7件観てきた。

 事前に京都の街中と同じく沖縄県外者が売買をしているという話を聞いていたが実際にそうだった。

 最初に会った不動産業者は本土に本社があってこの10年ほど前から那覇の不動産を扱うようになったらしい。ほとんどのお客さんは東京の人とのこと。

 次にあった不動産業社は現地に二人で来たが、中国人とベトナム人だった。流暢な日本語を話す。

 お客さんのほとんどが外国人とのこと。

 最近中国人女性が無人島を買ったことが世間で批判されたので下手に中国人に土地を売ると会社にクレームが来るので今は止めていてマンション販売だけに絞っているらしい。

 那覇不動産状況は以下の通りだ。

 家賃が比較的安いので利回りが低い、那覇市内でも塩害の影響があるので建物が傷みやすい、雨が多く湿気が高いのですぐにかびる、セカンドハウスにして放置しておくと部屋全体がかびが生えることがある、ということのようだ。

 那覇市内には安い飲み屋が多数ある、新宿の街よりも居酒屋は多いかもしれない。一方でスーパーの価格は船で本土からもってくるものも結構あるので安くないようだ。

 沖縄は鉄道がなくゆいレールというモノレールがあるだけだ。その沿線に住まない場合は車かバスになる。渋滞でバスは15分以上遅れることは結構あるようだ。

 最近節酒している私にとって安い居酒屋が多いことはあまり魅力でなくなってしまった。だが遺伝子検査で両親とも弥生系であることが分かった私にとって縄文系が多いと言われる沖縄の人たち、とくに女性の何とも言えない優しさは心地よかった。

2023年3月31日