先のブログと内容が近いが、ドイツは決断を迫られている。
ドイツのショルツ首相の決断は困難だがやらないといけない。
ドイツはこのままロシアからの天然ガス供給が止まるとこの冬深刻なエネルギー危機に見舞われる。
ドイツに投資をするなと何度もこのブログで述べてきた。その理由は1過度の中国依存、2過度の環境対策、3過度の移民政策だ。
数年前からドイツの中国依存は裏目に出ていて世界は中国は仮想敵国とみなされ産業は脱中国の流れとなっている。二つ目の過度の環境対策も天然ガス依存がロシアの供給停止で大問題となっている。
ドイツの製造業はよりエネルギーの安い国に出て行く。ドイツ経済が不況になり失業率が上がるが一番影響を受けるのは移民たちだ。移民の失業率が上がり治安が不安定になって社会問題化するのは目に見えている。
このブログで何度も予想、警告した事態が今確実に現実となっていてさらに悪化している。
ショルツ首相はこれを避けるにはエネルギーをロシア以外から調達するか、ロシアから買うしかない。エネルギー確保は絶対で何よりも先に最優しなくてはいけない。
ロシアから天然ガス供給を受けることになれば、ドイツはロシアのウクライナ4州併合を実質認めたことになるし、アメリカから厳しい非難を浴びることになるだろう。だがそんなこと気にしていてはいけない。
アメリカはウクライナ戦争でなんら被害を被っていない。軍需産業は活況を呈している。ロシアへの経済制裁もさほど利いていない。困っているのは欧州、ドイツだ。
ロシアとウクライナ、NATO諸国でない2国、スラブ人同士の争い、ポーランドより遠い極東での争いにドイツが損害を被る必要はない。
私がドイツの首相ならばノルドストリーム2を始動する。そしてプーチンに対して諸国には絶対に攻撃をしないこと、そしてバイデンに対してノルドストリームの安全確保を申し入れをする。
ドイツがロシアからの天然ガス輸入を決め、ジレンスキーが4州奪還反転攻勢を諦め、バイデン政権が終了したらこの戦争は終わる。
2022年10月13日