ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

バフムト敗退後のウクライナ その2 アメリカ政府から漏洩された情報

 今年2月24日のブログで以下予想した。

ウクライナが負ける

ウクライナアメリカは奇策に出る可能性があるが

③結局2025年共和党大統領に代わるまで戦争は続く、しかし

④停戦の可能性が少ないものの出てくる。

 昨日のブログの続きとして今日③④を説明しようと思っていたのだが、ここにきてアメリカ政府の情報漏洩問題が出てきたので今一度①②を説明してみる。

 先週アメリカ政府の機密漏洩が問題となって一人の州兵が逮捕された。政府の最高機密でありその中にウクライナ戦争の戦況についても記載があった。

 ウクライナ兵戦死者6万1千人~7万7千5百人、ロシア兵戦死者1万7千人と言うものだ。 

 西側メディアは連日ウクライナ優位という発表を行ってきた。だがそれは事実ではなかった。

 兵士の死者数ではウクライナはロシアの4倍だ。

 西側メディアは政府情報の漏洩問題そのものについては取り上げているがその中に記載されていたロシア兵とウクライナ兵の死者数については報道していない。西側メディアが今まで報道してきたたことが間違いであることを認めることになるからだ。

 ウクライナ戦争の第一フェーズは電撃作戦でキエフを占領することだったが、これはプーチン大統領の失敗に終わった。しかしその後の第二フェーズは東部4州の制圧作戦だったが、バフムートの占領でプーチン大統領の勝利となる。 

 漏洩された情報にはウクライナ側の弾薬が5月上旬までしか持たないということも記載されている。

 アメリカ政府の大本営発表をそのまま垂れ流してきたメディアやそのプロパガンダを鵜呑みにして信じてきた西側諸国の人達にとって到底認めたくないだろう。

 だが漏洩された情報は偽物だと思うかもしれない。だが両国兵士の死者数もクライナの弾薬量も記載されていて、漏洩した人物は逮捕されていて、しかもアメリカ政府は拡散されるのを必死で防ごうとしている。つまり漏洩された情報は本物ということになる。 

 4倍の兵士が亡くなり弾薬が底をつき要衝のバフムートを失うと②ウクライナアメリは起死回生をするしかない。

 アメリカ下院議会は今年の初めから共和党過半数を取っており、ウクライナに簡単に武器弾薬の供給をできなくなっている。

 やるとすれば偶発を装う、あるいはロシア側が仕掛けたとする偽旗作戦、などで戦争を拡大し、継続し、予算を増やすしか方法はない。

 今追い詰められたウクライナアメリカは奇策に出る可能性が強く、非常に危険な状況にあると言っていい。

2023年4月18日