人生の成功が運であるならばお返しをしないといけない。
先のブログで観てきたように人の能力と成功は必ずしも正比例の相関関係にあるのではない、55~60程度のちょっと能力のある人たちの一部がとんでもない成功をする。
たまたまとんでもない成功をした人たちはそれを自分の実力ではなくて生んだということを認めて謙虚になるべきだ。実力があってもたまたま成功しなかった実力のある人たちに対して謙虚であるべきだし、自分の成功を分け与えないといけない。
成功者は納税することはもちろんのこと社会的貢献をしなくてはならない。
そんな中でソフトバンクグループの孫正義氏は典型的な悪例と言っていいだろう。
他のブログでも述べているが、ソフトバンクグループは普通ならば一回しか運がないのに二回も運に恵まれた。
一つは携帯電話の成功であり、二つ目はアリババへの投資だ。二つとも大成功だった。
しかし二つの成功は孫正義氏の能力や努力もあるがたまたま成功したに過ぎないのだ。
投資すれば成功すると自らの力を信じてビジョンファンドを設立し投資してるが、次から次へと投資がうまく行っていないことが明らかになっている。
そればかりかソフトバンクグループは納税回避を積極的に行っていると聞く。儲かっているのであれば社会に貢献すべきであり、最初にやるべきことが適切に納税義務を果たすことではないか。
何度もこのブログで述べているが私はソフトバンクグループの成功はたまたま運が二回続けたものであると思うし、社会的な義務を果たさないこの会社は未来はないと見ている。
2022年11月20日