ドラコの資産運用 織田俊夫

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ジレンスキーはウクライナ軍を統制できていないのでは?ウクライナはなぜロシア本土を攻撃するのか?

 ウクライナ軍が無人機でロシア本土の軍事基地などを攻撃した。

 いままでウクライナ軍はロシア本土を攻撃することはなかったのに、ここにきてなぜロシアをさらに刺激するようなことをしたのか理解ができない。

 ジレンスキーはウクライナ軍を統制できていないのではないかと私は考える。

 そもそもウクライナ政府軍は弱く統制もとれていないと聞いたことがある。その上にジレンスキーーは大統領選挙前に敵とみなしていたネオたちと呼ばれていたアゾフ大隊を懐柔した。そしてロシアが併合宣言したロシア人の多いウクライナ東部の治安に当たらせていた。今アゾフ大隊はウクライナの正規軍となっている。

 そんな歴史を見ればジレンスキーはウクライナ軍を統制できているとは到底思えない。

 さらに最近ではポーランドに向けてミサイルが撃ち込まれた。ジレンスキー大統領はロシアの責任だと最初から主張した。アメリカ政府がおそらくウクライナの迎撃ミサイルが間違ってポーランドに落ちたという見解を示しても、いまだに詳細調査をしなくてはいけないとしてウクライナ軍の仕業だと認めていない。

 私は本当にジレンスキーは誰がやったのか把握していないのだと見ている。

 つまり統制の取れていないウクライナ軍がジレンスキーに内緒でポーランドにミサイルを撃ち込んだのだ。ウクライナ軍の誰かが勝手にロシアの責任にしてNATOを戦争に巻き込もうと企んだのだと私は見ている。

 11月にはウクライナ軍はクリミア大橋の爆破を試みた。これもジレンスキーは知らなかったのではないか。プーチンはこれに激怒し報復としてウクライナ発電所を片っ端からミサイルで破壊をし冬を迎えているのに大停電が続いている。

 これもジレンスキーのあずかり知れぬところでウクライナ軍が暴走しているのだと私は見ている。

 ウクライナが今やることは二つしかない。今すぐに停戦するか、武力をもってロシアに奪われた4州を奪還するかだ。ジレンスキーの思いはそのはずだ。

 ウクライナ大橋を破壊したり、ポーランドにミサイルを撃ち込んだり、ロシア本土にミサイルを撃ち込んでもなんの進展にもならない。そればかりかロシアを刺激して発電所などの民間設備にさらにこっぴどい反撃を受けるだけだ。

 ジレンスキーの考えとは違うことをウクライナ軍は勝手にやっていると私は推測している。

2022年12月10日