ウクライナ戦争が停戦となってもウクライナは経済発展できない。残念ながら半永久的に欧州の二流国の立場に甘んじることになる。
戦争前のウクライナ経済はロシアと欧米の二つの窓口があった。
ウクライナの特徴であり長所でもあった。
だがこの戦争でウクライナはロシアとの経済関係を絶たれたことになる。
多くのウクライナ人はロシア語が堪能でロシア企業で働きまたロシア本土への出稼ぎも可能だった。これが今不可能になっている。
ウクライナは今後貿易相手がロシアをはずした半分になり、片肺飛行になる。
さらにウクライナの工業地帯はロシアが現在占領した東部4州だった。この4州を除いた領土はひまわりや小麦を栽培している農村地帯だ。
肥沃な大地で収穫される穀物はウクライナ政府がしっかりしないとアメリカのメジャーなどの資本が入ってきて好き放題にされる。戦争前から汚職がウクライナ政府には蔓延しているのでこのウクライナ唯一の産業は乗っ取られることになってまうだろう。
安い労働力を求めて海外資本が進出してくることはない。
まず若い労働者たちは先を争ってEU諸国に出稼ぎにいくことになってウクライナには老人ばかりと言うことになる。
ロシアとまたいつ戦争になる分からずしかもポーランドよりさらに東に投資するのは企業にとってリスクだ。
その結果ウクライナはひまわり油と小麦を生産する農業国から抜け出すことはできず、しかもそのひまわり油と小麦もアメリカ資本の餌食になってしまう。そしてひたすら欧米日から援助を受け続けることになり抜け出すことができないと私は見ている。
ロシアを敵に回してウクライナ国内のロシア系住民を弾圧しロシアの怒りを買い,メンバーが誰も賛成しないNATO加盟を言ってロシアを挑発しロシアの侵攻を許したジレンスキーの失敗はウクライナの未来にも大きく影響している。
2023年8月7日