ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

ついに都心マンション値上がりは終了か?株式は”買い”、不動産は”待ち”

 2021年12月27日に買うならば銀行株、東京三菱UFJがいいとブログで述べた。 

 2023年5月21日にレビューしたことがあるが三菱UFJの株式が引き続き好調だ。手前みそだがまたも予想の当たりである。

 当時の2021年12月27日終値624.9円だった。今日のオープン価格は1300円なので2倍以上の108.0%の値上がりとなっている。

 2年も経たないのに株価2倍以上と言うのは凄い。

 株式専門家によると三菱UFJはグローバルな営業活動をしているので米国金利上昇で利益が増えることが予想されるのに加えて、日本でもすでに金利上昇が始まっているのでさらに利益が増えるということで株価が上昇している。

 市場は日本の金利が上がることを確実視しているということだ。

 今都心の不動産は過去10年で2倍になっている。利回りは5%を遥かに下回っていて今後銀行の貸出金利が上がると採算が取れない物件が続出するだろう。

 すでに銀行は固定の住宅金利を上げ始めている。

 一方で円安は日本の賃金の相対的低下をもたらし輸出型企業の業績を大幅に改善している。1980年代と違って日本企業は銀行借入が少ないし、大企業であれば社債など自前の借り入れが可能だ。銀行借入金利が少々上がってもびくともしないはずだ。

 今後資金は不動産市場ではなく株式市場に流れることになるだろう。

 つまり不動産価格は下落し、一方で株式市場はさらに上昇をする、というのが今後2,3年の動きになると私は予想している。

2023年9月26日 

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