ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

1割の正義感のあるひと その2

 木原誠二事件はいまも1割の正義感のある人たちが粘り強く戦っている。

 残念ながら世界でもっとも公正であると信じられている日本の警察の話だ。

 問題は3点ある。

 一つは2006年木原誠二氏の妻の元夫が現場状況や証言からすれば他殺である可能性が高いにもかかわらず、大塚警察署が捜査をしなかったことだ。

 自殺者が刃物を鎖骨付近から肺に差し込むことは難しい、ましてやそれを抜いて足もとに置くことは不可能だ。

 二つ目は2018年再捜査が開始されたが佳境に入った時に警察トップからの指示で捜査が打ち切られた。

 週刊文春によると木原誠二氏はタクシーの中で妻に「手をまわしておいた」と言っていたことがドライブレコーダーに記録されている。

 三つ目は今年警察トップが「自殺」と公言したことだ。警察の調査書に「死因、不詳」としているにも関わらず露木警視庁長官は「自殺である。」と言った。警察に残された記録に完全に矛盾した発言で明らかに事実と異なる。

 この問題は、木原誠二氏の妻の亡くなった元夫の家族、事件を担当した元警察官、週刊分身、ユーチューバーとその視聴者、で4か月間告発が続いてきた。

 大手メディアは木原誠二氏の圧力を恐れてか報道をしていない。国民の多くはこの事件すら知らない人が多い。まさに1割の人だけが告発を行い正しいこと(おそらく)をやっている状況が続いている。

 木原誠二氏の妻の元夫の家族は再捜査の告訴状を警察に出した。警察は意外にも異例の速さで受理した。これは国会対策で岸田政権も警察も本気で再捜査をするつもりはないと疑われている。

 繰り返すが、①事件当初他殺の可能性を否定し、②再捜査を理由もなく途中で打ち切り、③確証もなく自殺扱いにした。おかしなことが続いている。

 世論が後押しをすればこの警察の闇を暴くことができるだろう。1割の正義ある人が悪党の1割を除いた残りの8割をいかに味方につけるかにかかっている。

2023年11月8日