ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

沈んだ北の工作船を観てきた。

 横浜にある海上保安資料横浜館に行ってきた。

 みなとみらい線馬車道駅を降りて徒歩7,8分のおしゃれにリノベーションした赤レンガの海側隣奥にある。

 2001年12月北朝鮮工作船海上保安庁巡視船が追跡、停止命令を無視したので巡視船から威嚇射撃を行う、乗船しようと巡視船が工作船に近づくと、工作船から銃撃を受け3人が負傷した。逃げられないと悟った工作員は自ら爆破して沈没した。

 その後日本政府はこの工作船を引き揚げ今は展示をしている。

 工作船は前兆30メートルあって思ったよりも大型だ。巨大なエンジンとスクリューが4基ついている。よくもこんなものを海中から引き揚げたものだと思う。

 拳銃、機銃、だけでなく12.5ミリの機関銃、ロケット砲まで持っていた。対空性能のある機関砲まで所持していた。小型のボートが内蔵されていて時速60ノット(時速100キロ)で走っただろうとされている。

 いずれもハングルの文字がありまた北朝鮮のトップの写真もの引き揚げられていて工作船であることは間違いない。

 私は1990年代に欧州に駐在していたが、先輩から欧州の街には北と南の焼肉屋が必ずある。北の焼肉店は間違いなくスパ〇の拠点だ。日本人が突然いなくなったうわさがよくあるから気をつけなさいと言われた。

 当時まだ北朝鮮拉致問題は公になっておらず、私は半信半疑でその話を聞いていた。一応焼肉店でトイレに行くときは数人で確認して用を足していた。

 北の脅威は戦後ずっとあったのだろう。だが日本政府もマスコミも知らぬふりをしていた。この工作船でより拉致被害者問題が明確になったが、もっと早く外務省が真面目にやっていたら多くの拉致被害者を出すことはなかっただろう。

2023年12月2日