サラリーマン時代に残してきた少額の預金をタイまで取りに行かないとずっと思っていた。
マネーロンダリングで海外送金にいろいろと制約があって送金してもらうのは無理だと思っていた。私が駐在時代に預金していた一部のお金で後ろめたいものでは全くないが、それがタイでの労働による賃金だ証明する書類が10年以上前の話で揃わない。銀行に行って説明をすれば何とかなるはずだが、残したお金が往復の航空券ぐらいのもので大した金額ではなくコスト割れになってしまう。
そんなことを考えながらタイについてインターネットを観ていた。驚いたことにタイバーツがかつて2.5円前後だったのが4.2円にもなっている。私の預金も円に換算すれば1.7倍になっていることになる。
タイ経済は貿易黒字が続いていてインフレは東南アジアで一番低く安定している。もちろんいろんな問題があり、最近は少子化高齢化で労働力不足にもなってきている。
しかし3%前後の成長をしてきており来年も3.5%をの経済成長を見込んでいる。
暑い国の人達なので日本人に比べれば労働についていい加減な所はあったが、それなりに真面目に働く人たちだった。適当に旨く立ち回る緩さがあるのだが、それなりに守るべきところは守るという感じがあった。多くの日本人には一緒に働きやすい人たちだと思う。
バンコク銀行のバーツ円の為替レートは東京三菱UFJに比べて格段に良い。だが送金となるときっちりマネーロンダリング規制を守っている。
預金を引き出せても足が出てしまうがタイ人の友人もいるので一度訪問してみようかと思っている次第だ。
2023年12月3日