パーティー券収入の一部を申告しなかったとして自民党は告訴されている。
総額がはっきりしないが今のところどうも数年間に渡って1億円程度との話だ。
200人の議員が5年に渡って誤魔化してきたとすると一人当たり毎年10万円ということになる。
国会議員は一般市民と同様当然法律は守らないといけないが、もし毎年10万円であれば金額は少ないし、盗んだのではなく記載していないだけであれば少なくとも大罪には当たらない。
まずは記載していなかった金額は今報道されているぐらいのものか確認する必要がある。
もし今の報道程度の金額であれば修正申告をする程度の話だし、たとえ悪質であっても罰金ということになる。だが数倍数十倍の金額ということであれば懲役刑と言うことにもなる。まずはそのあたりを検察とマスコミははっきりすべきだ。
報道されていないがもっと大事なのはその裏金を何に使ったかだ。
マスコミはごまかしたという点だけに質問をするだけでなく、何に使ったのかを問い詰めなくてはいけない。
正当な政治活動に使うのであれば普通に収入を記載して支出も記載すれば特に問題はない。裏金が必要な理由があったはずだ。
まっとうではない政治活動にやむなく金を払ったというのはまだ情状酌量の余地があるだろう。だが今のご時世政治家は自分のことしか考えない政治家で生計を立てている議員が多い。もしかするとお小遣いとして飲み屋の支払いにしたり住宅や車などの私物を購入していたかもしれない。情けない話だがこの点をマスコミは追及すべきだ。
2023年12月10日