プーチン大統領は来年4月にウクライナに総攻撃をかけるだろう。
戦線は膠着状態と西側メディアは報じているがロシアが断然有利な状態になる。ロシアは大規模侵攻の余力はあるが、相応の損害も予想されタイミングを見計らっているのだ。
2024年3月17日ロシア大統領選挙が行われる。
プーチン氏再選は確実視されているが余計なリスクを負うことはないので侵攻は選挙以後になる。
プーチン大統領は戦争継続は十分可能だができれば停戦したいと考えているとみる。
それにはアメリカ大統領は1日で戦争を終結させると言っているトランプ氏の方がいい。
予備選でバイデン氏が候補になった方がトランプ氏が勝つ確率は高い。
ロシアが今攻勢に出てウクライナがぼろ負けするとバイデン氏へ批判が強まり民主党候補が例えばオバマ婦人になってしまう。女性とマイノリティーの力でトランプ氏に勝ってしまう。
アメリカの予備選まではロシアはおとなしくしておくのが賢明だ。
ロシアとアメリカの大統領選挙の都合でロシア大攻勢は3月末以後になる。
それまでの冬の間ロシアはミサイルと砲撃で昨年と同じくインフラを叩き西側支援が細るウクライナ軍をさらに消耗させるだろう。
そして表向きは占領した4州からさらに西進してハリキウなどの都市を脅かす。
一方で密かに首都キーウと港町オデッサ攻略の兵力を仕向ける。4州の西方進軍はあくまでもおとり作戦で侵攻の目標はこの2都市だ。
実際12月プーチン大統領は記者会見で西側に進軍すると言っているが、これは大統領自らがおとり作戦、注目をキーウとオデッサから避けるための陽動作戦始めたと考えるべきだ。
二都市攻略は簡単ではない。戦争当初ロシア軍はキーウ攻略に失敗している。ウクライナ軍も待ち構えていて相当な抵抗があるはずだ。
だが二つの都市を落とせなくても近くまで進軍できればロシアは有利に停戦交渉を進めることができることになる。
2023年12月27日